【参加者募集中!】2025 年度 ⾥⼭再⽣ボランティア⼊⾨講座 冬編(全5回)~⾥⼭の⾷⽂化と環境を考える~

檜原村のサステナブルな⾷の知恵を学ぼう!

⾥⼭再⽣活動は、種と在来作物の継承・⽣物多様性の保全・農地の景観回復などを含む活動です

昨今、様々な環境問題が深刻化する中で、持続可能な暮らしのモデルとも⾔える⾥⼭に注⽬が集まっています。過疎化が進んだ地域では、⾥⼭地域の⽣活⽂化継承や環境保全活動をボランティアが担うことも増えました。他の地域から来た⼈がボランティアとして参加する時に⼤切なことは、地域の環境やそこで培われてきた固有の⽣活⽂化などに対する理解を深めておくことです。


今回の講座のテーマは、⾷⽂化。 檜原村の⼭の斜⾯畑で収穫した在来作物を使い、調理するまでの処理法、保存法、調理法など、なるべく当時使われた道具(⺠具)も駆使して再体験します。⼭の作物の⾃然な味わいと、⾃然と⼈間が深くつながる循環型暮らしのリアルも感じていただけるでしょう。


環境保全や農業・⾷⽂化に関⼼がある⽅、ボランティア活動にご興味のある⽅はぜひご参加ください。

プ ロ グ ラ ム

プ ロ グ ラ ム 詳 細

2月1日(日)

食実習「在来大豆を知ろう」ぼうち(脱穀)体験 

講師:高橋ハツヱさん(檜原村湯久保在住)

かつて大豆は村の暮らしの中で貴重なタンパク源として、味噌や醤油などの原料として作られていました。今回脱穀するのはNPO農園で栽培した在来の鑾野(すずの)大豆。今回講師に来ていただく髙橋ハツヱさんのご主人が八王子の奉公先から種を持ち帰り檜原村で栽培し続けてきた品種です。午前中は大豆栽培にまつわる話をお聞きし、午後は実際に脱穀作業を体験します。

2月8日(日)

食実習「サツマイモを知ろう」サツマイモ粉作りとおやつ(サツマ餅)作り

地元講師:舩木照枝さん(檜原村藤倉在住)

今は、ジャガイモが有名な檜原村ですがかつては、ジャガイモよりサツマイモの方がたくさん作られていた時期がありました。午前中は檜原村の農業の歴史についての話、午後は、地元講師の舩木さんに指導いただきながら、実際に干したサツマイモからサツマイモ粉を作り、昔の子どもたちが食べていたおやつを作ります。臼と杵、石臼など、かつて日常的に使われていた道具を使います。

2月22日(日)

講義『関東山地山村の伝統食から学ぶ』

講師:木俣美樹男氏(学芸大学名誉教授)

麦、雑穀などが中心だった関東山地山村の伝統的な食文化は、半世紀以上前から健康長寿食として注目されてきました。檜原村から尾根一つ隔てた上野原や小菅村を中心に在来の農作物や調理について50年以上調査研究を続けてこられた木俣美樹男先生に関東山地山村の食文化の特徴や、長い研究生活から得たこれからの人々の暮らしへの提案などについて話していただきます。講座は午後から。午前中は、NPO農園をご案内します。

2月28日(土)*土曜日開催です*

食実習「味噌を知ろう」伝統の麦味噌つくり 

講師: NPOスタッフ

味噌作りは、今でも檜原村の人々にとって大切な冬仕事です。この日は2月1日に脱穀した大豆を使って麦味噌を作ります。レシピは、地元の方に10年前に教えていただいたもの。一般の味噌よりも大豆の割合が多いのが特徴。麦麹は、五日市の老舗である麹専門店、満寿喜屋さんの麦麹を使います。午前中は野外のかまどで味噌を煮て、午後に麹と混ぜる仕上げ作業をします。

3月8日(日)

食実習「雑穀(きび)を知ろう」雑穀(きび)の脱穀と餅作り 

地元講師:舩木照枝さん(檜原村藤倉在住)

普段なかなか口にすることのない雑穀、かつての檜原村ではお餅に入れたり、お米に混ぜたりして日常的に食べられていた重要な食材でした。今回は昨年秋にNPO農場で収穫したキビ(藤倉ではキミと言う)を使います、脱穀の様々な方法を体験するとともに、実際に臼と杵を使ってきび餅を作ります。

参 加 案 内

定員

10⼈程度(先着順)

対象

⾼校⽣以上で、⾥⼭ボランティアに関⼼があり、なるべく全⽇程に参加できる⽅

講座時間

11:15~16:15
 11:15-12:00 当日の活動の準備や説明
 12:00-13:00 ランチタイム(お弁当は各自ご持参ください)
 13:00-15:30 実習または講義
 15:30-16:00 片付け
 16:00-16:15 振り返り

*公共交通ご利用の方は、(往路)武蔵五日市10:08発藤倉行き(復路)藤倉16:40発武蔵五日市駅行きをご利用ください。
*お車をご利用の方は、予め連絡ください。

受講料

(全5回)⼀般15,000円  学⽣・NPO会員10,000円  *単発参加 3,500円 (学⽣・NPO会員3,000円)*受講料に含まれるものは、プログラム代、保険料、施設休憩時のお茶、暖房費です。

開催場所

NPO法⼈さとやま学校・東京 「藤倉校舎」 東京都⻄多摩郡檜原村藤原4814

アクセス

JR五⽇市線「武蔵五⽇市」駅下⾞。⻄東京バス「藤倉」⾏きバス50分。「 藤倉」バス停より上り坂10分。(⾞で来られる⽅は事前にお知らせください。駐⾞場所案内します。)

問い合わせ・申し込み

電話:042−598−0213   メール fujikurakousya@gmail.com

申し込み方法

今回のボランティア⼊⾨講座への簡単な参加動機と⼀緒に・⽒名・住所・電話番号・メールアドレス・年齢(学⽣の場合は学校名と学年)をご記⼊し、上記メールまご送信ください。 申し込まれた⽅には、持ち物などの詳細案内をお送りします。

檜原村・藤倉地区について

藤倉地区は、北秋川源流の尾根と⾕が屏⾵のように連なる深い⼭間にあります。江⼾時代は檜原村の中でも特に炭焼きが盛んな地域として栄えましたが、その地形の厳しさゆえにインフラ整備が進まず、電気や電話が開通したのは1960年。その頃までは周辺の⾃然資源のみを活⽤し、斜⾯畑で⻨・雑穀・芋類などを育てる⾃給⾃⾜に近い暮らしが続けられていました。地域の年配の⽅々からは、⼭の⾃然資源を活⽤するさまざまな技や知恵学ぶことができます。

 

            

主催・運営 NPO法⼈ さとやま学校・東京 ◆ 

急激な過疎化が進んでいた檜原村藤倉地区の活性化を⽬的に2017年に設⽴。ボランティアが中⼼になって伝統(⽣活)⽂化の継承、廃校・古⺠家、斜⾯畑の再⽣などを⾏なってきました。2022年以降は、⾃⼒で改修した旧藤倉⼩学校「藤倉校舎」を拠点に、宿泊、⾥⼭プログラムの提供などを⾏うとともに、地域で培われてきた⾥⼭の知恵を、これからの未来に繋げていくための活動を続けています。

助 成 : 地 球 環 境 基 ⾦